ベルリンの交通事情~憧れのドイツで3週間ふらふら過ごした話②

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旅先で公共交通機関を使うと満足感が全然違うよ😆

初めての土地を訪ねたとき、
タクシーやツアーバスを使うのも便利ですが、
公共交通機関を自分で調べて使うと、旅の楽しさが倍増すると思いませんか?

ヨーロッパでの電車の乗り方は、日本とは全く違います!

電車のホームでハグをして別れを惜しむ恋人たち。
映画でよく目にするこの美しいシーン💕
でもこれはあちらの電車事情ならではの光景なんです。

ベルリンに行ったら、
是非公共交通機関を使いましょう!

公共交通機関の種類

ベルリンの公共交通手段はとても充実していました。

トラム・バス・Uバーン・Sバーン

ベルリンではこれらは全て同じ切符で乗ることができました。
これは街によって異なるので要注意!私は、ドレスデンで知らずに無銭乗車していました。。)

1回券 (Einzelfahrschein 2時間乗り降り可能・片道のみ有効) 約370円
1日券 (Tageskarte 1日乗り放題・翌朝3時まで有効) 約1100円
1週間券  (7-Tage-Karte 1週間乗り放題) 約4900円
それぞれのチケットは移動できる範囲によって料金が異なります。

私は夜、ベルリンに到着したので、空港から中央駅までは一番安い1回券を、
そして翌日の朝移動の前に1週間券を購入しました。

1週間券はお値段はそこそこですが、何にでも乗り放題なので、
自分で動き回る人にはかなりお得で、何と言っても楽です!!

画像1

街中だけであれば、ABのエリアのみのチケットでよかったのですが、
ポツダムまで足を伸ばしたかったので、ABCエリアで使えるチケットにしました。

中央駅の券売機で購入し、そのまま駅の打刻機で
日付を打刻したと思います。
(あちらの交通機関では自分で打刻しなければならないので要注意!)

その後は乗るときも降りるときもチケットを見せることは一度もなく、
ただチケットを持ち歩けば大丈夫です。

 

Sバーン・Uバーンの乗り方

日本とは違い、電車(Uバーン・Sバーン)には改札がありません

(なので例の映画の別れのシーンのようなことが可能なのです!)

↑ベルリン中央駅 Sバーンホーム

2015_berlin_map-2

こちらがベルリンのUバーン(地下鉄)の路線図です。
ご覧の通り、路線はかなりの種類があります。

なんて便利なトラム!!

ドイツはトラムと呼ばれる路面電車が街中を走っていて、
この乗り物が本当に便利です。

こちらがトラムの路線図です。

TramMetro_12_2020-Internetversion

見てください!
この東京の地下鉄並みの路線の多さ!

トラムの中にも券売機はあり、乗車の際に買うこともできました。
その券売機で買ったものには既に日時が打刻されていました。

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トラムの中でこのチケットを買ったときのエピソードをひとつ。

画像3

1週間券が切れたので、トラムの中で1日券を買わないといけませんでした。
2駅で降りるのに、券売機にお金が入りません!

コインの挿入口が塞がっていて、お金を入れられない(*_*)
でもこのまま降りたら明らかに無銭乗車!!どうする!?

と思ったら、お兄さんが近寄ってきて、ボタンを押しました。
すると!挿入口が空いた!!

Danke Danke〜♡

でもコインを入れたら素通り。。何度入れても素通り。。。

さっきの親切なお兄さんに駆け寄り、
「マイ コイン キャンノット ユーズ!ワイ?ワイ??」と必死で助けを求めました。

するとお兄さんは自分のコインを券売機に、すごい勢いでこすりつけてコイン挿入。
コインは無事に受け付けられました!

私は自分のお財布からコインを返して、お礼を言って、
自分が降りる駅でギリギリ降りることができました。

【ベルリンでトラムに乗るときのポイント】

①先に欲しいチケットのボランを押すべし
②コインが素通りする場合は、券売機に思いっきりコインをお擦り付けるべし

私がその日、学んだことです。お兄さん、ありがとう。

画像4画像5

あちらの電車やトラムには犬も自転車も乗れます。
わんちゃんは皆んなお行儀がいい♪

夜遅くまでバスもある

こちらは、ベルリンフィルのコ画像6ンサートの帰りにバスの中で買ったチケットです

乗車時に運転手さんに声をかけて購入しました。

チケットを持っていれば、特に見せる必要もなく乗れました。なんとも不思議。

この日は、ベルリンの街はライトアップのイベントがあって、あちこち交通規制をしていて、路線にはない道を通ることになり、帰るのが大変でした。

このように、急に行き先が変わったり、停車するバス停が変わったりすることも少なくありません。

チケットのチェックは急に来る!

切符のチェックがないと書きましたが、まったく無いわけではありません。

不定期に検札が回ってきます。
その時に有効な切符を持っていないと、大変高額な罰金を支払わないとならないとか。

私も3週間の滞在中に2回チェックを受けました。

Sバーン乗車中に、何か声がして急に空気がピリピリっとしたと思ったら、
私服の男性2人が回ってきて、切符をチェックし始めました。

(もしかした私服警官的なカモフラージュなのかしら?)

私がチェックを受けた時のチケットがこちらなのですが、
何か変だと思いませんか?
なんと日時の打刻が00.00.00 00:00って!?

画像7

そう。あちらでは、切符を買ったら自分で打刻をしないといけないのです。

(←こちらはドレスデンの打刻機です)

券売機で切符購入後、
こちらの打刻機で日時を打刻し持ち歩きます。

この日時が有効でないと、罰金の対象となるのです。

 

 

ドイツ在住の友人曰く、00という打刻は明らかにおかしいので、
機械の故障か誤作動でよくあることなのではないか、とのことでした。
その証拠に、私はこの切符を見せて、罰金の対象とはなりませんでした。

とにかく、ルールを守って、楽しく街を周りたいですね。

ドイツの公共交通機関で困ったことと素敵なところ

  1. 乗るときも降りるときも、自分でボタンを押して扉を開けないといけない
    乗りそびれる、降りそびれる事件が何回起こったことか。。
  2. バスや電車の行き先が急に変わって、途中で下されることがある
    度々なのかは不明だけど、私は3週間の間に何度も遭遇しました。
  3. 時間も割と守られない
    電車が来ない、来てもなぜか時間通りに到着しない
  4. 街の人とちょっとした交流ができる
    交流といっても、正直ビビりまくりで電車の場合はドアの前で小さくなっていました。
    でもバスやトラムは車内も狭いので、座った方がいい場合も多く、
    そうすると嫌でも誰かの隣に座り、降りる際には「すみません」と声を掛け合わなくてはいけませんでした。
    そんな時に地元のおばちゃんが見せてくれる笑顔が本当に嬉しかったです。
  5. 街の人たちの生活が感じられる
    公共交通機関を使うと、まるで自分がその街に馴染んでいるように思えます。
    旅行者ではなく、街に馴染むことで見えるものや、感じられることが沢山ありました。

こうやって見ると、困ったこともかなりありますが、
本数も多く、路線も豊富なベルリンの公共交通機関は、かなり便利です。

知らない国で公共交通機関を使うのは勇気が必要ですが、
使ってみるとその街を知ることが出来ます。

皆さんも旅先で公共交通機関をぜひ、使ってみてくださいね。

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