クラシック音楽のヒットメーカー・シューベルトのピアノ曲

スポンサーリンク

 

yuu
yuu

シューベルトの『魔王』って音楽の授業で聴いたよね。

皆さん、シューベルトという人をご存知ですか?
恐らく、多くの人が学校の音楽授業で『魔王』という
男の人が歌うちょっと怖い曲を聴いたことがあるのではないでしょう?

あの曲を作ったのがシューベルトです。

彼は沢山の歌の曲を作ったことで有名なのですが、
3月18日に再放送されるららら♪クラシック
その彼が実はピアノの曲も沢山作っていたというお話です。

私はクラシック音楽が好きなのですが、
このことにはあまり注目したことがありませんでした。
今回はシューベルトについて、少し掘り下げたいと思います。

クラシック音楽の楽しみについては、ぜひ、
こちらもお読みください♪

歌曲王シューベルトの人生

フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)
オーストリア出身。父親は小学校の教師で、アマチュア音楽家でした。
兄弟は全部で12人、貧しいながらも父親や兄に音楽の手解きを受け、
早くからその才能を開花させていました。

11歳のときには宮廷礼拝堂の少年聖歌隊員に採用され、
それと同時に帝室王立寄宿制学校に入学して音楽の勉強を学びました。
名曲をたくさん生み出しましたが、1828年、突然腸チフスに冒され、
2週間の闘病の後亡くなりました。
31歳の若さでした。
彼はベートーベンを尊敬し、モーツァルトの音楽を愛したと言われています。
また、シューベルトの音楽は、メンデルスゾーン・ブラームス・ドヴォルザークなど
後世の音楽家たちに愛され、影響を与えたといわれています。

シューベルトが歌曲王と呼ばれる理由

シューベルトはその短い人生の間に、600曲を超える歌曲を作りました。
生涯にわたって作曲した曲が約1000曲ですので、半数以上が歌曲だと事になります。
歌曲というのは、要は『歌』です。
ここでいう歌曲はドイツリートと呼ばれる、ドイツ語の歌詞の歌を指します。
一番多くの歌曲を作曲した1815年(シューベルト18歳!)には、
この1年だけで140曲もの歌曲を作りました。
皆さんご存知の「魔王」もこの年に作曲されました。

シューベルトの歌曲以外の作品

もちろん、シューベルトは、
歌曲だけではなくピアノ曲、交響曲(オーケストラのための曲)、
宗教曲(多くの場合歌も入っていますが歌曲とは別のジャンルです)、
室内楽曲、舞踏曲など、幅広く作曲していました。
その作品数は1000曲以上です。
まさにヒットメーカーですね。

作品に大きく反映される作曲家の性格

シューベルトは、内気な性格で自らをアピールすることが苦手、世渡りの下手だったようです。
でも、その誠実で温厚な性格が友人たちから愛されていました。
作曲家の性格は、その作品に大きく影響します。
例えば、天才で天真爛漫なモーツァルトの音楽は基本的には軽快で愉快です。
そして『第九』や『運命』で有名なベートーヴェンは、
曲のイメージ通り気難してく煮えたぎる情熱を秘めていました。
またシューベルトと同じように歌曲を多く作曲したシューマンは、精神を病んでいました。
名曲の数々にも狂気が見てとれます。
それに対して、シューベルトの音楽は、穏やかです。(初期・中期までですが、、)
人の悲しみ、苦しみ、そして恋心。人間らしさに溢れています。
(ただ、後期になってくると、彼の音楽にも狂気の要素が垣間見れますが。)

シューベルトの魅力

私はどちらかというとシューベルトよりシューマンが好きでした。
シューベルトは一般的で、面白みに欠けていると思っていたからです。

ですが、仲間に愛され、誠実と思われる人間でも、
31年間の人生で1000曲以上の作品を残した人物の精神が、
普通であるはずはありません。

作曲家には少なからず、狂気じみたところがあります。
シューマンのように明らかに病んでいたり、
ベートーヴェンのように気難しいわけではなく、
人に愛され仲間に恵まれたシューベルトのどこにそういう要素があったのか、
興味深く感じました。

今回ららら♪クラシックの再放送を機に、
シューベルトのピアノ曲にももっと触れてみたいと思います。

今日も引き出しを増やすメモになりました📝
ゆうメモが、あなたの引き出しも増やせていると嬉しいです♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました